朝霞市民まつり 彩夏祭

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「朝霞市民まつり 彩夏祭(さいかさい)」は、毎年8月はじめに開催されている朝霞市のお祭りである。毎年8月の第一日曜日を基準に連続する金・土・日曜日の3日間、朝霞市役所周辺と北朝霞周辺を中心に開催されている。

朝霞市民まつりの始まり

昭和五十九年(1984年)、市民有志により「朝霞市民まつり」がはじめられた。

都市化と情報化が進み、便利な世の中になる一方で、地域への愛着や連帯感、人と人との繋がりが薄れて行くことに危機感を抱いた市民の手によって始められました。開催当初は、盆踊りと打上げ花火をメインとしたオーソドックスなお祭りで、規模も小さなものでした。 — 朝霞市民まつり「彩夏祭」の紹介(朝霞市公式ホームページ)

関八州よさこいフェスタ

平成六年(1994年)第11回朝霞市民まつりにて、本州で初めての鳴子踊りイベント「関八州よさこいフェスタ」が始まった。

関八州よさこいフェスタの紹介

「関八州よさこいフェスタ」は、「彩夏祭」で行われる本州で最古のよさこい鳴子踊りの祭典です。この祭典は、平成6年(1994年)の第11回朝霞市民まつりから始まりました。それまでは、盆踊りや打上げ花火といったいわゆるオーソドックスなお祭りでしたが、より自由で幅広い世代の人が参加できるイベントとして取り入れられました。以来、夏真っ盛りの朝霞の地で、観客とチームが一体となってアツ~い夢空間で盛り上がります。

関八州とは?

関八州(かんはっしゅう)とは、関東地方の江戸時代の呼び名です。 箱根の関所から東の相模(さがみ)の国、武蔵(むさし)の国、上野(こうずけ)の国、下野(しもつけ)の国、安房(あわ)の国、上総(かずさ)の国、下総(しもうさ)の国、常陸(ひたち)の国の8つの国を合わせて、関八州と呼ばれていました。 「関八州よさこいフェスタ」は、高知の「よさこい祭り」、北海道の「よさこいソーラン祭り」に続く、関東地方の鳴子踊りの一大拠点を目指し、この名称がつけられました。 — よさこいフェスタの紹介(朝霞市民まつり彩夏祭公式サイト)
関八州よさこいフェスタでは、曲の一部に「関東地域ならではの曲(伝統的な民謡、まつりの曲や童謡、歌謡曲など)を1フレーズ入れること」が基本ルールです。関東地方以外のチームは、チームの地元曲でもOKです。 これさえさえ守れば、あとは自由! 参加チームは、正調、ロック、サンバ、ジャズ、レゲエ、ダンス系など様々なオリジナル楽曲で踊ります。もちろん、「朝霞音頭~集まれ!踊り人~」「朝霞音頭~踊れや躍れ!~」などの既存曲もあります。4分30秒以内の楽曲に込められた各チームの思いをお聞き逃しなく!! — よさこい鳴子踊りとは?(朝霞市民まつり彩夏祭公式サイト)

「彩夏祭」

平成七年(1995年)第12回朝霞市民まつりにて、「彩夏祭(さいかさい)」の愛称が公募により選ばれた。「夏の彩り豊かな祭り」というイメージと、「彩の国、埼玉」から名付けられている。

彩夏ちゃん

平成十三年(2001年)第18回朝霞市民まつり彩夏祭にて、シンボルキャラクター「彩夏ちゃん」が公募作品の中から選ばれた。

『彩』の文字を髪に結ったかわいらしいキャラクターで、打ち上げ花火のイメージや鳴子を持って踊り、祭りを楽しむ様子をデザインされています。また、ブルーとグリーンの色は、市内を流れる清らかな河川や、緑の豊かな朝霞を表現しています。 — 朝霞市民まつり彩夏祭の紹介(朝霞市民まつり彩夏祭公式サイト)]

過去の朝霞市民まつり

正式名称 動員数 関八州よさこいフェスタ
鳴子大賞
花火 備考
1984 第1回 朝霞市民まつり 6万5000人 355発
1985 第2回 朝霞市民まつり
1986 第3回 朝霞市民まつり
1987 第4回 朝霞市民まつり
1988 第5回 朝霞市民まつり
1989 第6回 朝霞市民まつり 1470発
1990 第7回 朝霞市民まつり
1991 第8回 朝霞市民まつり
1992 第9回 朝霞市民まつり
1993 第10回 朝霞市民まつり
1994 第11回 朝霞市民まつり 「関八州よさこいフェスタ」が始まる
1995 第12回 朝霞市民まつり彩夏祭 一般公募で愛称「彩夏祭」が決まる
1996 第13回 朝霞市民まつり彩夏祭
1997 第14回 朝霞市民まつり彩夏祭
1998 第15回 朝霞市民まつり彩夏祭
1999 第16回 朝霞市民まつり彩夏祭
2000 第17回 朝霞市民まつり彩夏祭 約35万人 朝霞なるこ遊和会(朝霞市) 約3500発
2001 第18回 朝霞市民まつり彩夏祭 約40万人 朝霞なるこ遊和会(朝霞市) 約3000発 一般公募で「彩夏ちゃん」選出
2002 第19回 朝霞市民まつり彩夏祭 約42万人 朝霞なるこ遊和会(朝霞市) 約3000発
2003 第20回 朝霞市民まつり彩夏祭 約43万人 朝霞なるこ遊和会(朝霞市) 約4500発
2004 第21回 朝霞市民まつり彩夏祭 約45万人 富士見町内会武蔵(武州武蔵)(朝霞市) 約4000発
2005 第22回 朝霞市民まつり彩夏祭 約55万人 富士見町内会武蔵(武州武蔵)(朝霞市) 約6000発
2006 第23回 朝霞市民まつり彩夏祭 約55万人 かつみ(朝霞市) 約7300発
2007 朝霞市制施行40周年記念
第24回 朝霞市民まつり彩夏祭 
約55万人 かつみ(朝霞市) 約7500発
2008 第25回 朝霞市民まつり彩夏祭 約60万人 REDA舞神楽(千葉県) 約7500発
2009 第26回 朝霞市民まつり彩夏祭 約55万人 REDA舞神楽(千葉県) 約7600発
2010 第27回 朝霞市民まつり彩夏祭 約60万人 勇舞会(富士見市) 約7600発
2011 第28回 朝霞市民まつり彩夏祭 約50万人 約7700発 8月7日(日)、夕方からのゲリラ豪雨のため、全てのプログラムを中止。
(商工まつり、商工会青年部まつりを除く)
2012 第29回 朝霞市民まつり彩夏祭 約65万人 勇舞会(富士見市) 約7,500発
2013 第30回 朝霞市民まつり彩夏祭 約68万人 CHIよREN北天魁(千葉県) 約7,500発
2014 第31回 朝霞市民まつり彩夏祭 約68万人 かつみ(朝霞市) 約7,500発
2015 第32回 朝霞市民まつり彩夏祭 約66万人 夏舞徒(朝霞市) 約9,000発
2016 第33回 朝霞市民まつり彩夏祭 約70万人 朝霞なるこ遊和会(朝霞市) 約9,000発
2017 第34回 朝霞市民まつり彩夏祭 約71万人 霞童(朝霞市) 約10,000発
2018 第35回 朝霞市民まつり彩夏祭 約70万人 REDA舞神楽(千葉県) 約9,000発
2019 第36回 朝霞市民まつり彩夏祭 約71万人 朝霞高校 若欅(朝霞市) 約9,000発
2020 第37回 朝霞市民まつり彩夏祭 中止 10月実施予定→
新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえて中止
2021 第38回 朝霞市民まつり彩夏祭 中止 10月実施予定→
新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえて中止
2022 第39回 朝霞市民まつり彩夏祭 約35万人 朝霞なるこ遊和会(朝霞市)
2023 第40回 朝霞市民まつり彩夏祭 約73万人 REDA舞神楽(千葉県) 10,000発※ 花火大会は11月4日(土)実施、動員約26万人
2024 第41回 朝霞市民まつり彩夏祭 約73万人 夏舞徒(朝霞市)
2025 第42回 朝霞市民まつり彩夏祭 黎霞(朝霞市) 約9000発